2006年06月11日

キヤノンの強さの秘密

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  魅せる・売れる・稼げる!  中小企業診断士かく語りき  
   ■■■   キヤノンの強さの秘密(1)  ■■■   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━[第0079号 2006/06/09]━
 

こんにちは、SNGSの山本芳明です。雨降りは憂鬱ですが、梅雨
は夏場の水不足の解消や大地に豊かな実りを与えてくれます。この
ように解釈すると雨降りの憂鬱さもやわらぎます。

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■■      キヤノンの強さの秘訣に         
■          助け合いの精神がありました!     
    
─[多能工同士の助け合い]──────────────────

キヤノンはセル生産方式を採用しています。ベルトコンベアーを使
わない方式であり多品種生産に対応しやすい方式です。生産現場に
は多能工(複数工程以上の作業を担当できる人)が配置され、助け
合いの精神で生産活動を行っています。具体的には、一人分の受け
持ち工程時間が20分とした場合に、それぞれの多能工は自分の前
工程の人の後半10分と、後工程の人の前半10分の作業にも熟練
しています。この結果、遅れている工程があれば前後の工程の多能
工が応援をすることが可能になり、生産時間の短縮化を図っていま
す。

─[部品メーカーとの助け合い]────────────────

セルレイアウトの工夫により発生した細かな空きスペースを集約化
(間締めキャンペーン)して、大きな空きスペースを確保していま
す。この大きな空きスペースを部品メーカーに賃貸し(テナント
ル)して、部品の生産を組立現場の隣で生産しています。

この方式の部品メーカーのメリットは、1)低家賃による生産スペ
ースの確保 2)組立て現場の隣で生産することによる輸送費・在
庫の削減 3)キヤノンからの技術指導・トラブル時の生産応援を
受けられる等です。一方、キヤノンのメリットは、1)部品調達の
安定化、 2)空きスペースの活スペース化による家賃収入の確保
等があります。

      □■□ 中小企業診断士の目 □■□       

多能工の助け合いもテナントセルも、関係者の双方がWIN−WINの関
係になっており、真の助け合いが成立しています。この結果、長期
的な協力関係や共に成長する共生の理念が実現されています。

■■■■■■■■■  社長さんへの一言  ■■■■■■■■■

製造業に限らず販売業やサービス業でも、真の助け合いの精神は強
力な強力な組織作りに有効です。自分の会社で実践できる真の助け
合いのアイデアを再検討してみてはいかがでしょうか。

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執筆:中小企業診断士 山本 芳明              
http://www.sngs-web.jp/sngs/member/yamamotoy.html
posted by WebMaster at 03:33| Comment(0) | TrackBack(1) | 経営・組織・マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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